IPGuardV2
IPGuardV2は、あらゆるIPストリームを安定的に配信することを可能にするENENSYSのソリューションです。本製品は、独自のハードウェア・バイパス・メカニズムにより自動的にメインとバックアップのIPソースを切り替えることで、信頼性の高いIPトランスポートとエラーのないストリームを提供します。
IPGuardV2の特徴
- IPベースの機器やネットワークの1+1(メイン/バックアップ)自動IPソース切り替え
- コントリビューション(伝送)とディストリビューション(配信)における回線の冗長化
- 伝送遅延の異なるIPソースをシームレス(無瞬断)に切り替え
- Transport Stream(TS)、T2-MI、BTS、RTPの各ストリームをシームレスに切り替え
- SMPTE2022-7準拠のヒットレスなIPソースの切り替え
- パラメータを基にした切り替え( TR101 290 1/2/3および、音声/映像の先進的指標、IPソース基準(RTPパケットロス、ストリームジッター、ストリームの有無、RJ45エラー)
主な機能
01
IPスイッチ
- 最大で60本のIPストリームスイッチ
- 最大で6本のTS over IPストリームスイッチ
- IPストリームのバイパス機能(可用性)
02
シームレススイッチ
- TS、RTPストリームのシームレススイッチ
- SMPTE2022-7サポート遅延調整機能
03
IPスイッチ
- 自動/手動切り替え優先入力ストリーム設定
- 2つのIPGuardV2間のシンクロ切り替え
導入のメリット
- ブラックアウト対策
- 機器やネットワーク障害時を原因とする映像/音声の不具合対策
- ネットワークトポロジを変えずに既存ネットワーク組み込むことやバイパスモードを利用できます
- 1モジュール毎に最大66ストリーム、1Uで最大396ストリームのスイッチングが可能な高密度でスケーラブルなソリューション
- TSoIPをFECデータの生成及び修正ができます
- ネットワーク環境に合わせたストリームのIP特性の変更ができます
- ピアリング機能による異なる拠点(ヘッドエンド、送信所)の同期ができます